【Ruby入門】downto の使い方（downto・do を使った繰り返し処理まとめ）

downto を使うと、繰り返し処理を行うことができます。

以下から Rubyでの「downto・do」の使い方を解説していきます。

downto の基本

「downto」を使うと、初期値から1ずつ引いていき、最小値になるまで繰り返し処理を行うことができます。変数には、初期値から最小値になるまでの数値が格納されます。

初期値.downto(最小値) do |変数|
  繰り返しを行う処理
end

メモ

以下のように記述する方法もあります。

初期値.downto(最小値) { |変数|
  繰り返しを行う処理
}

実際にプログラムを書いて動作を確認してみましょう。

以下は、初期値の 5 が 3 になるまで、処理を繰り返す例。

プログラム

5.downto(3) do |num|
  p num
end

実行結果

5
4
3

5.downto(3) のように指定しているので、5, 4, 3 と値が「num」の変数に格納されながら、処理を繰り返します。

繰り返して行いたい処理は、do |num| 〜 end の 〜 のブロック内に書きます。今回の場合は p num で「num」の変数の値を表示しています。

メモ

プログラムは以下のように記述する方法もあります。

5.downto(3) { |num|
  p num
}

以上、Rubyでの「downto・do」の使い方でした！

ここまでの内容をまとめておきます。

「downto」を使うと、繰り返し処理を行うことができる。
初期値.downto(最小値) do |変数| のようにして指定すると、初期値から1ずつ引いていき、最小値になるまで繰り返し処理を行うことができる。途中の値は指定した変数に格納され、繰り返し処理の中で使える。
do |変数| 〜 end の 〜 のブロック内に、繰り返して行いたい処理を書く。