データベースを作成するには「DROP DATABASE」文を使います。
ここでは MySQLコマンド「DROP DATABASE」の具体的な使い方を解説していきます。
「DROP DATABASE」の基本
以下のコマンドを実行すると、データベースを削除することができます。
DROP DATABASE データベース名;
データベースを削除する
実際にMySQLサーバーに接続し、データベースを削除してみましょう。
その前に以下のコマンドで「test_db」という名前のデータベースをあらかじめ作成しておきます。
CREATE DATABASE test_db;
CREATE DATABASE 文の詳しい使い方はこちら。
以下のコマンドで作成したデータベースを確認してみましょう。
SHOW DATABASES;
このように「test_db」という名前のデータベースが作成できていることが確認できます。

SHOW DATABASES 文の詳しい使い方はこちら。
それでは この「test_db」を削除してみましょう。コマンドは以下。
DROP DATABASE test_db;
Query OK という表示が出てきたら、データベースが削除できたことになります。

再度、以下のコマンドでデータベース一覧を確認してみましょう。
SHOW DATABASES;
このように「test_db」という名前のデータベースがなくなっていることが確認できます。

ここまでが「DROP DATABASE」の基本!
理解をさらに深めたい方は以下からの内容もご覧ください。
同じ名前のデータベースが存在したときのエラーを表示しない
データベースを削除するときに、指定した名前のデータベースが存在しない場合は このようなエラーが表示されます。

以下のように IF EXISTS をつけると、このエラーを表示しないようにすることができます。
DROP DATABASE IF EXISTS データベース名;
「test_db」データベースを IF EXISTS を使って削除するコマンド例
DROP DATABASE IF EXISTS test_db;
このようにデータベースが存在しない場合もエラーになりません。

ハイフン(-)がついたデータベースを削除する
名前にハイフン(-)がついたデータベースを削除しようとすると、このようなエラーが表示されてしまって削除できません。

ハイフン(-)がついたデータベースを削除する場合は、以下のようにデータベース名をバッククォート(`)で囲む必要があります。
DROP DATABASE `test-db`;
これで削除することができました。

まとめ
以上、MySQLコマンド「DROP DATABASE」の使い方でした!
ここまでの内容をまとめておきます。
- 「DROP DATABASE」コマンドでデータベースを削除することができる。


