データベースでよく使う用語が次の4つ。
- テーブル
- カラム
- フィールド
- レコード
ここでは、これらのデータベース扱うときに覚えておくべき用語の意味を解説していきます。
テーブルとは?
テーブルは、データを保存しておくための「表」にあたるものです。
例えばお買い物サイトを開発する例で考えてみましょう。
登録した会員情報や、販売している商品情報を保存しておく必要が出てきました。
そこで、shopping
という名前のデータベースを作成して、そこに
- 会員情報を保存しておくテーブル(名前:
users
) - 商品情報を保存しておくテーブル(名前:
items
)
を保存しておくためのテーブルを用意することにしました。
このように特定の種類のデータ一覧を保存することができる「表」がテーブルです。
そして ひとつのデータベースの中には、複数のテーブルを作成することができます。
カラムとは?
カラムは、テーブルの「列」にあたるものです。
例えばユーザー情報を保存しておくための users
という名前のテーブルを作成する例で考えてみましょう。
テーブルの中には、ひとりひとりのユーザーIDや名前、住所、電話番号の項目を保存できるようにしました。
それぞれの項目にあたる「列」がカラムです。
レコードとは?
レコードは、テーブルの「行」にあたるものです。
例えばユーザー情報を保存しておくための users
という名前のテーブルに、「山田」「佐藤」「鈴木」「田中」の4人分のデータが保存されている例で考えてみましょう。
この1件分のデータにあたる「行」がレコードです。
フィールドとは?
フィールドは、レコードの中の「入力項目」にあたるものです。
例えばユーザー情報を保存しておくための users
という名前のテーブルに、「山田」「佐藤」「鈴木」「田中」の4人分のデータが保存されている例で考えてみましょう。
一人ひとりのレコードの要素のひとつにあたる「入力項目」がフィールドです。
まとめ
以上、データベース扱うときに覚えておくべき用語の意味でした!
ここまでの内容をまとめておきます。
- 「テーブル」は、データの一覧を保存しておくための「表」。
- 「カラム」は、テーブルのそれぞれの項目にあたる「列」。
- 「レコード」は、1件分のデータにあたる「行」。
- 「フィールド」は、レコードの中にあるひとつの要素にあたる「入力項目」。