データベースを削除するには「DROP TABLE」文を使います。
ここでは MySQLコマンド「DROP TABLE」の具体的な使い方を解説していきます。
「DROP TABLE」の基本
以下のコマンドを実行すると、テーブルを削除することができます。
DROP TABLE テーブル名;
テーブルを削除する
実際にMySQLサーバーに接続し、テーブルを削除してみましょう。
その前に以下のコマンドで「test_db」という名前のデータベースをあらかじめ作成し、その中に「test_table」という名前のテーブルを作成しておきます。
CREATE DATABASE test_db;
USE test_db;
CREATE TABLE test_table (id INT, name VARCHAR(100));
以下のコマンドで作成したデータベースを確認してみましょう。
SHOW TABLES;
このように「test_table」という名前のテーブルが作成できていることが確認できます。
SHOW TABLES 文の詳しい使い方はこちら。
それでは この「test_table」を削除してみましょう。コマンドは以下。
DROP TABLE test_table;
Query OK
という表示が出てきたら、テーブルが削除できたことになります。
再度、以下のコマンドでテーブル一覧を確認してみましょう。
SHOW TABLES;
このように「test_table」という名前のテーブルがなくなっていることが確認できます。
ここまでが「DROP TABLE」の基本!
理解をさらに深めたい方は以下からの内容もご覧ください。
同じ名前のテーブルが存在したときのエラーを表示しない
テーブルを削除するときに、指定した名前のテーブルが存在しない場合は このようなエラーが表示されます。
以下のように IF EXISTS
をつけると、このエラーを表示しないようにすることができます。
DROP TABLE IF EXISTS テーブル名;
「test_table」テーブルを IF EXISTS を使って削除するコマンド例
DROP TABLE IF EXISTS test_table;
このようにテーブルが存在しない場合もエラーになりません。
ハイフン(-)がついたテーブルを削除する
名前にハイフン(-
)がついたテーブルを削除しようとすると、このようなエラーが表示されてしまって削除できません。
ハイフン(-
)がついたテーブルを削除する場合は、以下のようにテーブル名をバッククォート(`
)で囲む必要があります。
DROP TABLE `test-table`;
これで削除することができました。
まとめ
以上、MySQLコマンド「DROP TABLE」の使い方でした!
ここまでの内容をまとめておきます。
- 「DROP TABLE」コマンドでテーブルを削除することができる。