テーブル一覧を確認・表示するには「SHOW TABLES」文を使います。
ここでは MySQLコマンド「SHOW TABLES」の具体的な使い方を解説していきます。
「SHOW TABLES」の基本
以下のコマンドを実行すると、テーブル一覧を確認・表示することができます。
SHOW TABLES;
テーブル一覧を確認・表示する
実際にMySQLサーバーに接続し、動作を確認してみましょう。
その前に以下のコマンドで「cooking」という名前のデータベースをあらかじめ作成し、その中に「menus」という名前のテーブルを作成しておきます。
CREATE DATABASE cooking;
USE cooking;
CREATE TABLE menus (id INT, name VARCHAR(100));
それではテーブル一覧を確認してみましょう。コマンドは以下。
SHOW TABLES;
コマンドを実行すると、以下のようにテーブル一覧を確認できます。先ほど作成した「menus」テーブルが表示されていますね。
ここまでが「SHOW TABLES」の基本!
理解をさらに深めたい方は以下からの内容もご覧ください。
指定したデータベースのテーブル一覧を確認する
SHOW TABLES;
コマンドを実行することで、USE
文で選択しているデータベースのテーブル一覧を確認することができました。
現在 選択中のデータベースに関係なく、以下のようにデータベースを指定してテーブル一覧を確認する方法もあります。
SHOW TABLES FROM データベース名;
以下は「cooking」データベースのテーブル一覧を確認する例です。
SHOW TABLES FROM cooking;
指定した名前が含まれるテーブルを表示する
LIKE
を使うことで、指定したパターンに一致するテーブルを表示することができます。
SHOW TABLES LIKE パターン;
例えば、名前の先頭に「me」がつくテーブルを検索してみます。
%
は一文字以上の文字列を表します。
SHOW TABLES LIKE 'me%';
これで先頭に「me」がつくデータベースが表示されました。
同様に、以下は名前の後ろに「s」がつくデータベースを検索する例です。
SHOW TABLES LIKE '%s';
まとめ
以上、MySQLコマンド「SHOW TABLES」の使い方でした!
ここまでの内容をまとめておきます。
- 「SHOW TABLES」コマンドでテーブル一覧を確認・表示することができる。