【MySQL】最大値を取得する（max の使い方）

最大値を取得するには「MAX」関数を使います。

ここでは MySQLコマンド「MAX」の具体的な使い方を解説していきます。

「MAX」の基本

「MAX」は、「SELECT」などと組み合わせて使います。

以下のようにすると、指定したカラムの値の最大値を取得できます。

SELECT MAX(カラム名) FROM テーブル名;

メモ

SELECT 文の詳しい使い方はこちら。

実際にMySQLサーバーに接続し、動作を確認してみましょう。

あらかじめ「test」データベースの「users」テーブルに、以下のようにデータが保存されている例で進めていきます。

データを保存するコマンド例

CREATE DATABASE test;

USE test;

CREATE TABLE users (name VARCHAR(100), gender VARCHAR(100), age INT);

INSERT INTO users (name, gender, age) VALUES ('佐藤', 'man', 21);

INSERT INTO users (name, gender, age) VALUES ('鈴木', 'woman', 25);

INSERT INTO users (name, gender, age) VALUES ('田中', 'woman', 21);

INSERT INTO users (name, gender, age) VALUES ('山田', 'man', 32);

INSERT INTO users (name, gender, age) VALUES ('吉田', 'man', 32);

メモ

CREATE DATABASE 文の詳しい使い方はこちら。

USE 文の詳しい使い方はこちら。

CREATE TABLE 文の詳しい使い方はこちら。

INSERT INTO 文の詳しい使い方はこちら。

それでは「users」テーブル全体の中で、「age」カラムの値の最大値を取得してみましょう。コマンドは以下。

SELECT MAX(age) FROM users;

コマンドを実行すると以下のように結果が表示され、最大値が 32 であることがわかりました。

今度は WHERE も使って、条件に一致するレコードの中での最大値を取得してみましょう。

以下のようにすると、「gender」カラムの値が woman のデータの中で、「age」カラムの値の最大値を取得できます。

SELECT MAX(age) FROM users WHERE gender = 'woman';

コマンドを実行すると以下のように結果が表示され、最大値が 25 であることがわかりました。

メモ

WHERE の詳しい使い方はこちら。

今度は「GROUP BY」を使ってデータをグループ化し、それぞれのグループごとの最大値を取得してみましょう。

以下のようにすると、「gender」カラムのそれぞれの値ごとに、「age」カラムの値の最大値を取得することができます。

SELECT gender, MAX(age) FROM users GROUP BY gender;

コマンドを実行すると、以下のように結果が表示されました。

メモ

GROUP BY の詳しい使い方はこちら。

以上、MySQLコマンド「MAX」の使い方でした！

ここまでの内容をまとめておきます。

MySQL入門メニュー